このひとをなぜ、いままで取り上げていなかったのか。

それは・・・彼が出演するテレビは「とと姉ちゃん」しか

見ていないからなのだ。

ある年齢になると日本人女性の8割が罹患するという「朝ドラ観ないと、一日が始まらないわー」という「朝ドラ症候群」

に罹患している私としては、なんだ、「とと姉ちゃん」のときに

取り上げておくべきだったんじゃないか？なんだけど、

だいたいである。「イケメン」と呼ばれる俳優陣は、

「朝ドラ」では、おおかた「お行儀のいい」役でしか出てこない。

「やさしい先輩」だったり「気ごころ知る幼なじみ」だったり。

やったとしても、せいぜい盗んだバイクで走り出すくらいで、

校舎の窓ガラスまでは割らない。ましてやチェーンソー振り回して美女を追いかけたり、襲い掛かってくるゾンビの頭を鉈でたたき割ったりはしない。

いや、そもそも「NHK朝ドラ」にそんなシーンはない。

件の彼も「とと姉ちゃん」のときは、「植物ヲタクの帝大生」にして、「妻に先立たれたシングルファザー」という、まことに、「お行儀がよろしい」役であった。

だから、気づかなかったのだ。

あまりにも「お行儀のよさ」がマッチしすぎていて、

「こ・・このひとは、なんてすごい俳優さんなんだ！」

って気づかなかったのだ。

「にしても・・なんなんだ・・この異常なまでの＜行儀のよさ＞は・・・・」

と思って命式みたら納得。

中心星が司禄星。

ふたつあると、「安心・安全・質素に堅実に」の司禄星っぽく

なるなる・・・とはいえ、蛙の子は蛙のように、司禄星は司禄星。

「塩顔」ブームのはしりとなった、とどこかに書いてあったが、

そうそう、「塩」な感じ。

「素材で勝負します」的な、「ゴテゴテとした装飾、いりません」的な、「そうねー、担々麺より、あっさり塩系をかな」な感じ。

質素だけど、ちゃんとしている感

という「素材」が、「とと姉ちゃん」のあの役にマッチしすぎていて、

坂口健太郎という俳優に「仕事」をさせなかったんだ！

なので、他の番組の番宣でチラリと観たときの金髪の彼の

居心地の悪さ感って・・・・いや、勝手にこっちが「そういうイメージ」を作ってるから「似合ってないよなー」になってしまうんだろうが、

はい、これ、いつもの「あくまで個人の感想です」なので。

十二大従星は、可愛がられキャラの天印星がふたつ。

あとは、「未分化ゆえに未知数」は天報星。

中心星が司禄星、その他の星も玉堂星、牽牛星・・と

「きちんと感」が半端ない布陣なので、あまりぶっとんだ役は

「役」になりきれない不安が・・・・。

「あ。きちんとしている坂口健太郎が、なんか悪い役をやろうと

努力しているー」

って思ってしまうかも。

「クセがある」「キャラが立っている」というとんがった役では、彼のよさは発揮できにくいんじゃあないだろうか。

天冲殺であっても、、廻っている十二大従星が、「はーい！注目！」の天恍星と天貴星。やはり、人気運はあがるわけだ。

「居るだけでなぜか可愛がられる」天印星の他力本願力で、

どこまで芸能界でやっていけるか。

「生き馬の目を抜く芸能界」だからこそ、「身をゆだねる勇気」を

持つ、天印星さんあたりが、よいのかも。

ていうか、今日は「坂口健太郎を語る」ではなく、

「朝ドラに出演するイケメンの役どころを熱く語る」回になってしまった。

なんだ・・その・・すまん。